病院長就任のご挨拶

病院長 中園 雅彦

新型コロナウイルスによる感染症 (COVID-19)が日本も含めて世界各地に広がりつつある中、つるぎ町立半田病院においても、患者さまや地域の皆様の安全を確保するため、職員一同感染予防に努力しております。このような折、令和2年1月1日から副院長を、4月1日から病院長を拝命いたしました。新たな任務に身の引き締まる思いであります。もとより微力ではありますが、日々の患者さまへの診断や治療とともに、この災害とも言われるCOVID-19に対しても須藤泰史病院事業管理者を筆頭といたしまして、職員一同、最善を尽くす所存でございます。さて当院は昭和24年4月24日開設され、今年で71年目となり、私で11代目の病院長となります。安心と信頼、そして地域と共に歩むという理念のもとに、代々の病院長、事業管理者が、時代に合わせ様々な変革を行ってきました。しかし近年の、医師偏在、地方人口の減少等の社会環境の変化は、予想を上回る速度で地域医療へ重くのしかかってきています。地域医療の一端を担っている半田病院としましても、地域の皆様に信頼され必要とされる病院を目指して、職員一同更なる改革や改善を行い、精進する所存でございます。そのため今後もより一層のご支援、ご鞭撻のほどを何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年4月吉日

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