病院事業管理者二期目のご挨拶
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病院事業管理者 須藤 泰史

2023年12月末をもって、病院事業管理者の4年の任期を何とか無事終了し、2024年1月より2期目に入りました。改めまして地域住民の皆様、医療・介護・行政等の関係機関の皆様、引き続きよろしくお願い致します。

半田病院の概要やその状況は、前回の就任のあいさつ(こちらから>>)に触れましたので、ここからは、この4年間の出来事を振り返りながら、今後の展望を述べたいと思います。

まず、この4年間、我々を苦しめたのは新型コロナウイルス感染症でした。半田病院では、発熱外来・コロナウイルス患者受け入れ病棟・集団ワクチン接種(近隣医療機関へのワクチン配送拠点として、また、地域の集団接種の人員派遣にも協力)の3つに大きく病院業務をシフトして対応してまいりました。まだ、新型コロナウイルス感染症はなくなってはいませんが、この経験は、次の新たなパンデミック(流行感染症)に対応できる体制づくり(BCP:事業継続計画)ができたものと自負しております。

また、忘れてならないというより忘れられないこととして、2021年10月31日のコンピュータウイルスによるサイバー攻撃で電子カルテがストップした事件です。この経験で、サイバーセキュリティの大切さを痛感し、電子カルテがストップした時のBCPも作ることが出来ました。

このようにいろいろな外的要因にも崩壊することなく、何とか頑張っている病院ですが、いよいよ医師不足が大きな影を落とし始めています。そんな中でも、昨年11月から外科医師の常勤体制を復活させることが出来ました。外科は、昭和24年に半田病院が開設されたときにできた最初の診療科であり、当院では最も歴史のある診療科です。この診療科の復活は大きな意義があると確信しております。

これからも病院の理念 ‟安心と信頼 そして 地域と共に歩む” をモットーに皆様から愛される病院でいられる様に職員一同頑張る所存です。ただ、職員が頑張るだけでは病院は良くなりませんし、地域医療を守ることもできません。今一度、地域の皆さんの更なるご協力・ご支援をお願いいたしまして、二期目のご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年1月1日更新

病院事業管理者就任のご挨拶(バックナンバー)

病院長時のご挨拶(バックナンバー)

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